HubSpot のデータ連携設定を確認・変更する
目次
0. はじめに
HubSpot のデータ連携設定では、HubSpot と Magic Moment Playbook(以下、MMP)の間で、どの営業データをどちらの方向に同期するかを管理します。
取引先、取引先担当者、商談、活動ごとに、HubSpot からの取り込みと MMP からの書き込みを切り替えられます。取り込み履歴と書き込み履歴も同じ画面で確認できます。
1. データ連携設定で管理できること
データ連携設定では、同期設定、取り込み履歴、書き込み履歴 の3つのタブを切り替えて確認できます。
| タブ | 内容 |
|---|---|
| 同期設定 | HubSpot からの取り込み、MMP から HubSpot への書き込み、過去データ取り込みを設定します |
| 取り込み履歴 | HubSpot から MMP への通常同期・過去データ取り込みの結果を確認します |
| 書き込み履歴 | MMP から HubSpot への書き込み結果を確認します |
1-1. 対象データ
| MMP の営業データ | HubSpot の対象 |
|---|---|
| 取引先 | Company |
| 取引先担当者 | Contact |
| 商談 | Deal |
| 活動 | Call / Meeting / Note / Task |
活動は HubSpot の Call / Meeting / Note / Task をまとめて扱います。
上記以外の HubSpot データとの連携を希望する場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。
1-2. 同期方向
| 同期方向 | 内容 | 反映の目安 |
|---|---|---|
CRM→MMP | HubSpot から MMP に営業データを取り込む設定 | 定期的な取り込み(5〜15 分程度) |
MMP→CRM | MMP から HubSpot に営業データの作成・更新・削除を書き込む設定 | 準リアルタイム |
MMP→CRM は作成・更新・削除をそれぞれ個別に切り替えられます。CRM→MMP は営業データ単位の ON / OFF です。
1-3. 作成・更新・削除の設定
MMP→CRM の作成・更新・削除は、それぞれ次の操作を HubSpot に書き込むかどうかを決めます。
| 設定 | ON のとき HubSpot に書き込まれる操作 |
|---|---|
| 作成 | MMP で新しく作成したレコードを、HubSpot に作成します |
| 更新 | MMP で更新した内容を、紐づいている HubSpot のレコードに反映します |
| 削除 | MMP で削除したレコードを、HubSpot でも削除します |
OFF にした操作は HubSpot に書き込まれません。たとえば更新だけを ON にすると、MMP で新しく作成したレコードは HubSpot に作成されず、HubSpot と紐づいているレコードの更新だけが反映されます。
MMP でのマージを HubSpot に反映するには、更新と削除の両方を ON にする必要があります。 マージは、統合先レコードの更新と統合元レコードの削除として書き込まれるためです。
CRM→MMP を ON にすると、HubSpot で作成・更新・削除されたレコードが MMP に取り込まれます。画面では作成・更新・削除を個別に切り替えられません。
「HubSpot で新しく作成されたレコードは取り込むが、MMP の既存レコードは HubSpot の内容で更新しない」のように、取り込む操作を絞りたい場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。
取り込む操作を絞った営業データは、同期設定の一覧と編集画面で CRM→MMP が OFF と表示されます。 OFF と表示されていても、絞った範囲の取り込みは続きます。この状態で [編集] から設定を保存すると、CRM→MMP の ON / OFF に合わせて作成・更新・削除がまとめて切り替わり、絞った設定は解除されます。
2. 同期設定を変更する
始める前の注意点
- 事前に HubSpot アカウント連携が完了している必要があります。HubSpot アカウント連携の手順は「HubSpot と連携する」で確認できます。
- [データ連携設定] タブは、HubSpot 連携済みで、この機能が有効な一部のテナントでのみ表示されます。表示されない場合は担当営業までお問い合わせください。
- 項目連携設定が未完了の場合、画面上部に
データ連携設定を行う前に、先に項目連携設定を完了してください。と表示されます。[項目連携設定へ] から項目の連携設定を済ませてから同期設定を変更してください。 - 商談の
CRM→MMPと商談の過去データ取り込みは、取引先のCRM→MMPが ON の場合のみ設定できます。 - 活動は Call / Meeting / Note / Task をまとめて扱います。Call だけ、または Meeting だけを個別に同期対象にすることはできません。
手順1. 同期設定画面を開く
- サイドメニューから [システム管理] をクリックします。
- [連携ツール] をクリックします。
- 連携ツール一覧から [HubSpot] をクリックします。
- [データ連携設定] をクリックします。
- [同期設定] を開きます。
手順2. 変更する営業データを選択する
- 変更したい営業データの行を確認します。
- 行をクリックして、選択した営業データの同期設定を開きます。
一覧では、オブジェクト、CRM オブジェクト、連携中レコード数、MMP→CRM、CRM→MMP、最終同期 を確認できます。
連携中レコード数 は MMP と HubSpot が紐づいているレコードの件数です。まだ1件も紐づいていない場合は 0件 と表示されます。
最終同期 は、一度も同期していない場合に 未実行 と表示されます。
取引先の CRM→MMP が OFF の場合、商談の行の CRM→MMP は OFF 固定になり、取引先の CRM→MMP をONにしてください と表示されます。
手順3. 同期方向を変更する
- [編集] をクリックします。
CRM→MMP(CRMからMMPに取り込む)を ON または OFF にします。MMP→CRM(MMPからCRMに書き込む)の作成・更新・削除を ON または OFF にします。- [内容を確認] をクリックします。
- 保存する内容を確認し、[保存] をクリックします。
保存処理の実行中は、ボタンの表示が 権限確認中... や 保存中... に変わります。
保存の完了は設定が保存されたことのみを表し、HubSpot 側の権限が足りているかどうかまでは判定されません。権限が不足している場合は同期時にエラーになるため、[取り込み履歴] と [書き込み履歴] で結果を確認してください。
商談の CRM→MMP を ON にする場合は、先に取引先の CRM→MMP を ON にします。
取引先の CRM→MMP を OFF にすると、商談の CRM→MMP も OFF として保存されます。
活動は Call / Meeting / Note / Task をまとめて同期するため、Call だけ、または Meeting だけを個別に設定することはできません。活動全体の設定として、作成・更新・削除・CRM→MMP をそれぞれ切り替えます。活動連携を個別にカスタマイズしたい場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。
3. 過去データ取り込みを設定する
3-1. 取り込み対象の考え方
過去データ取り込みを設定すると、指定した CRM更新日時の開始日 以降に HubSpot 側で作成・更新された全レコードが、次回以降の取り込み対象になります。
たとえば CRM更新日時の開始日 を 2025-04-01 に設定した場合、2025年4月1日以降に HubSpot 側で更新されたレコードが取り込み対象になります。
過去データ取り込みの対象にできるのは、CRM→MMP が ON の営業データです。
CRM→MMP が OFF の営業データは、過去データ取り込み画面で 取り込み設定をONにしてください と表示され、選択できません。過去データ取り込み画面では CRM→MMP の ON / OFF は変更できないため、必要な場合は先に同期設定で CRM→MMP を ON にします。
3-2. 開始日を指定する
- [過去データ取り込み] をクリックします。
Step 1 対象の営業オブジェクトを選択で、過去データ取り込みを行う営業データにチェックを入れます。- [次へ] をクリックします。
Step 2 取り込み開始日を入力で、営業データごとにCRM更新日時の開始日を指定します。- [過去データ取り込みを開始する] をクリックします。
CRM更新日時の開始日 の最小日は 2016-01-01 です。指定がない場合は1年前の日付が初期値になります。
商談を過去データ取り込みの対象にする場合は、取引先も対象にします。取引先にチェックが入っていない状態で商談を選ぼうとすると 取引先の取り込みにもチェックを入れてください と表示されます。取引先のチェックを外すと、商談も対象から外れます。
3-3. 取り込み件数の上限
過去データ取り込みでは、一度に取り込み対象にできる件数に上限があります。
| MMP の営業データ | 上限 |
|---|---|
| 取引先 | 50,000件 |
| 取引先担当者 | 30,000件 |
| 商談 | 30,000件 |
| 活動 | 30,000件 |
活動は HubSpot の Call / Meeting / Note / Task の合算件数で判定されます。
上限を超える場合は 取り込み対象レコード数が上限を超えています。…取り込み期間を狭めてください。 と警告が表示され、過去データ取り込みを開始できません。この場合は CRM更新日時の開始日 を新しい日付に変更して、取り込み期間を狭めてください。
期間を狭めても必要なデータが取り込めない場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。
3-4. 取り込み中の注意点
過去データ取り込み中は、他の営業データも含めて最新データの取り込みが一時停止する場合があります。
急ぎで反映したい HubSpot 側の更新がある場合は、過去データ取り込みの完了後に MMP 側の反映状況を確認します。
4. 履歴を確認する
4-1. 取り込み履歴を確認する
- [データ連携設定] の [取り込み履歴] をクリックします。
- 一覧で
日時と結果を確認します。日付の範囲で絞り込むこともできます。 - 確認したい履歴の行をクリックします。
基本情報で開始日時・終了日時・結果を、結果詳細で営業データごとのステータス、レコード数、リクエスト、エラーメッセージを確認します。
取り込み履歴では、通常同期と過去データ取り込みの結果をあわせて確認できます。
4-2. 書き込み履歴を確認する
- [データ連携設定] の [書き込み履歴] をクリックします。
- 一覧で
日時、サービス名、対象、結果を確認します。自社担当者、結果、日付の範囲で絞り込むこともできます。 - 確認したい履歴の行をクリックします。
基本情報で日時・サービス名・対象・タイプ・結果を、結果一覧で書き込みごとのステータス、リクエスト、レスポンスを確認します。
書き込み履歴では、MMP から HubSpot への MMP→CRM の結果を確認できます。
5. よくあるご質問(FAQ)
-
Q. [データ連携設定] タブが表示されません。
A. HubSpot 連携が完了しているか確認してください。連携済みでも表示されない場合は、この機能がテナントで有効になっていない可能性があります。担当営業までお問い合わせください。
-
Q. 取引先の取り込みを OFF にしたまま、商談だけを HubSpot から取り込めますか?
A. いいえ。商談の
CRM→MMPは、取引先のCRM→MMPが ON の場合のみ設定できます。先に取引先のCRM→MMPを ON にしてから、商談の取り込みを設定します。 -
Q. 活動の Call だけ、または Meeting だけを同期対象にできますか?
A. いいえ。活動は Call / Meeting / Note / Task をまとめて扱います。活動全体の設定として、作成・更新・削除・
CRM→MMPを切り替えます。活動連携を個別にカスタマイズしたい場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。 -
Q. 過去データ取り込みを開始すると、指定日以降の HubSpot 側のレコードはすぐに反映されますか?
A. 反映は次回以降の取り込みで順次行われます。取り込み中は最新データの取り込みが一時停止する場合があるため、完了後に反映状況を確認してください。
-
Q. 過去データ取り込みの上限を超えた場合はどうすればよいですか?
A.
CRM更新日時の開始日を新しい日付に変更して、取り込み期間を狭めてください。それでも必要なデータが取り込めない場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。 -
Q. HubSpot 側で更新したデータはいつ MMP に反映されますか?
A. HubSpot から MMP への取り込みは定期的に実行され、反映まで5〜15分程度かかります。連携対象の件数や処理状況によっては、さらに時間がかかる場合があります。
-
Q. MMP で作成・更新・削除したデータはいつ HubSpot に反映されますか?
A. MMP から HubSpot への書き込みは、準リアルタイムで実行されます。処理状況によっては、HubSpot 側への反映まで時間がかかる場合があります。
-
Q. MMP で更新した内容が、HubSpot からの取り込みで元に戻ってしまいます。
A.
CRM→MMPが ON の営業データは、HubSpot 側の内容で MMP の既存レコードが更新されます。連携対象の項目は、MMP で変更しても次回の取り込みで HubSpot 側の値に戻ります。MMP 側の変更を残したい場合は、同じ変更を HubSpot 側にも反映するか、MMP→CRMの更新を ON にして MMP の変更を HubSpot に書き込みます。既存レコードを HubSpot の内容で更新しない設定を希望する場合は、担当営業またはサポートチームまでお問い合わせください。 -
Q. 取り込み履歴と書き込み履歴は何が違いますか?
A. 取り込み履歴は HubSpot から MMP への
CRM→MMPの結果です。書き込み履歴は MMP から HubSpot へのMMP→CRMの結果です。