HubSpot と連携する
目次
- 0. はじめに
- 1. HubSpot 連携の概要
- 2. アカウント連携を行う
- 3. 接続先と接続したユーザーを確認する
- 4. ユーザー連携を行う
- 5. カスタムフィールドを連携する
- 6. アカウント連携を解除する
- 7. よくあるご質問(FAQ)
0. はじめに
HubSpot と Magic Moment Playbook(以下、MMP)を連携すると、取引先・取引先担当者・商談・活動のデータを相互に同期できます。
二重入力やデータ移行の工数を削減し、HubSpot に蓄積された顧客情報を利活用して MMP で営業活動を行えます。
このページでは、HubSpot アカウントとの接続、ユーザー連携、カスタムフィールド連携の方法を説明します。
1. HubSpot 連携の概要
HubSpot アカウントと MMP を接続すると、次の機能を利用できます。
- 取引先(Companies)、取引先担当者(Contacts)、商談(Deals)のデータ連携
- 活動(Engagements: Calls / Meetings / Notes / Tasks)の双方向同期
- ユーザー連携(HubSpot のオーナーと MMP のユーザーの紐づけ)によるオーナー情報の同期
- カスタムフィールド(カスタムプロパティ)の連携
- カスタムオブジェクトと活動記録の双方向同期(オプション機能・事前申込が必要)
どの営業データをどちらの方向に同期するかは、データ連携設定で管理します。詳細は「HubSpot のデータ連携設定を確認・変更する」で確認できます。
活動連携の詳細な仕様・同期条件は「活動記録の HubSpot 連携条件」【会員専用ページ】で確認できます。
HubSpot のカスタムオブジェクトを活動記録として連携する方法は「HubSpot のカスタムオブジェクトを活動記録として連携する」【会員専用ページ】で確認できます。
必要な HubSpot のスコープ(権限)
アカウント連携時、HubSpot のサインイン画面で以下のスコープ(権限)の承認を求められます。これらは MMP が HubSpot のデータを読み書きするために必要な権限です。
| スコープ | 対象データ | 用途 |
|---|---|---|
crm.objects.companies.read / crm.objects.companies.write | 会社(取引先) | 取引先の読み取り・作成・更新 |
crm.schemas.companies.read | 会社スキーマ | 取引先のカスタムプロパティ定義の読み取り |
crm.objects.contacts.read / crm.objects.contacts.write | コンタクト(取引先担当者) | 取引先担当者の読み取り・作成・更新 |
crm.schemas.contacts.read | コンタクトスキーマ | 取引先担当者のカスタムプロパティ定義の読み取り |
crm.objects.deals.read / crm.objects.deals.write | 取引(商談) | 商談の読み取り・作成・更新 |
crm.schemas.deals.read | 取引スキーマ | 商談のカスタムプロパティ定義の読み取り |
crm.objects.owners.read | オーナー | ユーザー連携用のオーナー情報読み取り |
crm.objects.line_items.read / crm.objects.line_items.write | 品目 | 商談明細(ラインアイテム)の読み取り・更新 |
crm.objects.custom.read / crm.objects.custom.write | カスタムオブジェクト | カスタムオブジェクトレコードの読み取り・作成・更新(カスタムオブジェクト連携のオプション有効化時のみ要求) |
crm.schemas.custom.read | カスタムオブジェクトスキーマ | カスタムオブジェクトのプロパティ定義の読み取り(カスタムオブジェクト連携のオプション有効化時のみ要求) |
forms | フォーム | HubSpot フォーム情報へのアクセス |
e-commerce | E コマース機能 | E コマース連携機能へのアクセス |
活動(Calls / Meetings / Notes / Tasks)の連携は、上記の crm.objects.contacts / companies / deals スコープで動作します。活動専用のスコープ追加承認は不要です。
上記スコープを許可できるのは HubSpot 側で相当するアクセス権限を持つユーザー(スーパー管理者など)です。連携できない場合は、HubSpot 側の権限設定をご確認ください。
2. アカウント連携を行う
始める前の注意点
- この操作は、システム管理権限を持つユーザーが行えます。
- 1つのテナントで連携できる CRM は1つです。Salesforce と連携している場合、連携ツール一覧に HubSpot は表示されません。
手順1. 連携ツール一覧を開く
- サイドメニューから [システム管理] をクリックします。
- [連携ツール] をクリックします。
- 連携ツール一覧から [HubSpot] をクリックします。
手順2. HubSpot アカウントと接続する
- [アカウント接続] タブをクリックします。
- [HubSpot ID で接続] をクリックします。
- HubSpot のサインインページで、連携する HubSpot アカウントを選択し、アクセスを許可します。
手順3. 連携が完了したことを確認する
- 連携ツール一覧に戻ります。
- HubSpot に [連携済] ラベルが表示されていることを確認します。
3. 接続先と接続したユーザーを確認する
[アカウント接続] タブでは、現在どの HubSpot ポータルに、どのユーザーで接続しているかを確認できます。表示される項目は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ポータル ID | 接続先の HubSpot アカウントの ID |
| アカウントのドメイン | 接続先の HubSpot アカウントのドメイン |
| 接続したユーザーのメールアドレス | 接続時に HubSpot へサインインしたユーザーのメールアドレス |
| 接続日時 | 接続した日時 |
複数の HubSpot アカウントをお持ちの場合の接続先の確認や、連携が動かなくなった際に「接続したユーザーが退職・権限変更されていないか」を調べる際にご利用ください。
注意: この情報はシステム管理権限を持つユーザーのみ表示されます。
注意: この機能の提供開始より前に接続された連携では記録がないため、値が - と表示され、アカウントのドメインと接続したユーザーのメールアドレスは、この機能の提供開始前に接続された連携では記録されていません。連携は正常に動作しており、再接続すると表示されます。 と案内が表示されます。そのままご利用いただけます。表示させたい場合は [連携を解除] してから同じ HubSpot アカウントに接続し直してください。項目の連携設定をやり直す必要はありません。
4. ユーザー連携を行う
ユーザー連携を行うと、HubSpot の「オーナー」を MMP のユーザーに対応付けられます。
たとえば HubSpot で商談のオーナーが A さんの場合、商談を取り込んだ際に、MMP 上でも商談の自社担当者は A さんになります。
手順1. ユーザー連携の画面を開く
- [システム管理] > [連携ツール] > [HubSpot] を開きます。
- [ユーザー] タブをクリックします。
- 画面右上の [新規作成・連携] をクリックします。
手順2. 連携するユーザーを選択する
ユーザー新規作成・連携の画面で、ユーザーを登録するユニットを選択し、[次へ] をクリックします。- HubSpot ユーザーの一覧から、MMP のユーザーに対応させたいユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。
- 内容を確認し、[新規作成・連携] をクリックします。
連携が完了すると MMPユーザーの新規作成・連携に成功しました と表示されます。
手順3. 連携状況を確認する
[ユーザー] タブの一覧では、氏名、ユーザー種別、メールアドレス、ユニット、システムロールを確認できます。
連携済みのユーザーの行には [連携解除] が表示され、クリックすると HubSpot ユーザーとの紐づけを解除できます。
5. カスタムフィールドを連携する
HubSpot のカスタムプロパティと MMP のカスタムフィールドを連携できます。連携する際、HubSpot のフィールドタイプに応じて MMP の回答形式が自動的に設定されます。
対応するデータ型
連携先項目を選択する際に、各フィールドのデータ型が括弧内に表示されます。
| HubSpot のフィールドタイプ | MMP の回答形式 | 説明 |
|---|---|---|
| text, textarea, phonenumber, file | テキストボックス | テキスト入力フィールド |
| select | セレクトボックス | 単一選択ドロップダウン |
| radio | セレクトボックス | 単一選択のため、MMP ではセレクトボックスとして作成されます |
| checkbox | チェックボックス | 複数選択チェックボックス |
| booleancheckbox | ブール | Yes/No の真偽値 |
| number | 数値 | 数値入力フィールド |
| date | 日付 | 日付のみ |
| datetime | 日時 | 日付と時刻 |
| calculation_equation | テキストボックス | 計算フィールド |
| calculation_rollup, calculation_score | 数値 | ロールアップ・スコア計算 |
上記以外のフィールドタイプ(html 型のリッチテキストなど)は連携対象外のため、連携先項目の一覧に表示されません。
次のプロパティも連携先項目の一覧に表示されません。
- HubSpot 側で非表示に設定されているプロパティ
- 選択肢を外部ソースで管理する HubSpot のシステムプロパティ(例:「Record source」など、選択肢が HubSpot 内部で固定管理され API から取得できないもの)
- 他のオブジェクトを参照するプロパティ。オーナー・ユーザーを参照するプロパティ(
hubspot_owner_idなど)と、Business Unit などそれ以外を参照するプロパティのどちらも対象です - MMP の標準項目ですでに連携先として使われているプロパティ
すでに他のカスタムフィールドで連携済みのプロパティは (連携済) と表示され、選択できません。
カスタムフィールドを個別に連携する
- [システム管理] > [項目] をクリックします。
- 連携したい営業データ(取引先、取引先担当者、商談など)のタブを選択します。
- [新規作成] をクリックします。
HubSpotとの連携設定で [連携する] を選択します。連携先項目を選択のドロップダウンから、連携したい HubSpot のプロパティを選択します。各プロパティ名の横にはデータ型が表示されます(例:Industry (select)、Annual Revenue (number))。- 回答形式が自動的に設定されます。項目名が未設定の場合は、HubSpot 側のプロパティ名が項目名に自動で反映されます。
- 選択肢を持つプロパティ(select, checkbox, radio)の場合、HubSpot 側の選択肢が自動的に設定されます。
- MMP 側の変更を HubSpot に書き込む場合は
書込にチェックを入れます。HubSpot 側で読み取り専用のプロパティを選んだ場合はHubSpot側で読み取り専用のため書込できませんと表示され、チェックできません。 - [内容を確認] をクリックして保存します。
活動記録の項目は [システム管理] > [項目] では設定できません。活動記録フォームの [フォーム内容] タブで、活動項目ごとに連携先の HubSpot プロパティを設定します。
活動記録そのものの連携条件は「活動記録の HubSpot 連携条件」【会員専用ページ】で、カスタムオブジェクトを活動記録として連携する場合の設定手順は「HubSpot のカスタムオブジェクトを活動記録として連携する」【会員専用ページ】で確認できます。
6. アカウント連携を解除する
- [システム管理] > [連携ツール] > [HubSpot] を開きます。
- [アカウント接続] タブをクリックします。
- [連携を解除] をクリックします。
連携を解除すると、Magic Moment Playbook に保存された HubSpot のアクセストークンが削除され、データの同期が停止します。連携ツール一覧の表示は [未連携] に戻ります。
項目の連携設定は解除されず、そのまま残ります。 ユーザー連携も、解除操作を行ったユーザー自身の紐づけだけが解除され、他のユーザーの紐づけは残ります。
同じ HubSpot アカウントに接続し直した場合、残っている連携設定はそのまま引き継がれます。解除操作を行ったユーザーのユーザー連携のみ、[ユーザー] タブから設定し直してください。
7. よくあるご質問(FAQ)
-
Q. Salesforce と HubSpot を同時に連携できますか?
A. できません。1つのテナントで連携できる CRM は1つです。すでにどちらかと連携している場合、連携ツール一覧にもう一方は表示されません。
-
Q. 連携したい HubSpot のプロパティが
連携先項目を選択に表示されません。A. 連携対象外のフィールドタイプ、HubSpot 側で非表示のプロパティ、選択肢を API から取得できないシステムプロパティ、他のオブジェクトを参照するプロパティ(オーナー・ユーザーを参照するプロパティを含む)は一覧に表示されません。「対応するデータ型」をご確認ください。